MySQL5.1から5.6へのアップデート方法

redmineを使っているサーバーに、ownCloudをインストールしようとしましたが、ownCloudに必要な要件が高く、redmineを使っているサーバーのMySQLを変更したときのメモになります
ownCloudって何?
ownCloudは自社の環境にドロップボックスのようなシステムを導入することができるソフトです。有料版の法人向けサービスもあります。
ownCloudのシステム要件
- CentOS 6.x(64bit)
- Apache 2.2.x 以上
- PHP 5.4 以上
- MySQL 5.5.x 以上
となります。
CentOS6系のMySQL
CentOS6では、MySQLは5.1系となります。普通にyum installをしても5.5はインストールできません。そして、厄介なのが5.1を削除しても競合がいるとなりインストールができない点になります。そこでWordPressを5.5ではなく5.6にすることにしました。
MySQLの確認
[c]
# rpm -qa | grep mysql
[/c]
にてMySQLの確認をします。
MySQLの削除
[c]
# yum remove mysql*
[/c]
にて削除します。
RPMの追加
rpmを追加します。
[c]
# yum install http://dev.mysql.com/get/mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm
[/c]
追加します。
yumでインストールします
ここまできたら後はyumでインストールします。
[c]
yum install mysql mysql-devel mysql-server mysql-libs
[/c]
mysql-libsはredmineを使っているため、動かすのに必要なので入れています。
バージョン確認
インストールが完了したら最後に、バージョンの確認をします。
[c]
# mysql --version
mysql Ver 14.14 Distrib 5.6.15, for Linux (x86_64) using EditLine wrapper
[/c]
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