ncduコマンドを使うと容量の把握が楽になる

CentOSでは普段dfコマンドを使いますが、それより便利なコマンドが出てきたのでそっちの紹介をします
dfコマンド
HDD(SSD)の容量を確認するときに使います
[c]
[root@kanturitest ~]# df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1 25G 2.5G 23G 10% /
devtmpfs 287M 0 287M 0% /dev
tmpfs 294M 0 294M 0% /dev/shm
tmpfs 294M 17M 278M 6% /run
tmpfs 294M 0 294M 0% /sys/fs/cgroup
tmpfs 59M 0 59M 0% /run/user/1001
[/c]
このように使う事が多いと思います。ディスク全体の容量などの確認にはいいですが、これだとこが ボトルネック がわからないというのがあります
ncduコマンドを使うことでボトルネックが分かる
dfコマンド ではなく、ncduコマンド を使う事でボトルネックが把握できるようになります。
実際に使ってみたいと思います。まずはインストールから始めます
[c]
[root@kanturitest ~]# yum install ncdu
[/c]
これでインストール完了です
実際に使ってみます
[c]
[root@kanturitest ~]# cd /
[root@kanturitest /]# ncdu
┌───Scanning...─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ │
│ Total items: 89427 size: 520.2 MiB │
│ Current item: /usr/lib/kbd/unimaps/cp1250.uni │
│ │
│ Warning: error scanning /proc/7083/fdinfo/3 │
│ some directory sizes may not be correct │
│ │
│ nning... Press q to abort │
└───────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
--- / -------------------------------------------------------------------
1.8 GiB [##########] /usr
346.5 MiB [# ] /var
115.5 MiB [ ] /boot
34.5 MiB [ ] /etc
16.4 MiB [ ] /run
1.9 MiB [ ] /root
924.0 KiB [ ] /tmp
120.0 KiB [ ] GeoIP-1.6.9-2.el7.art.x86_64.rpm
80.0 KiB [ ] /home
[/c]
このようにスキャンをしてどこが一番重たいか分かるようになっています。移動は矢印キーでできて、エンターキーで次の階層へ移動できます。
何が一番容量使っているかの調べるのに便利です。終了するときは「q」キーを押します。
是非使ってみて下さい
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