この方法では失敗します。CentOS7にRuby2.3.0をインストール-さくらのVPS

さくらのVPSでCentOS7にしたサーバーがあります。今回はこれにRubyのインストールをしていきます。尚、前提条件としてApacheが入っている事になります。
※本記事ではApacheとRubyの関係はありません。また、この方法でインストールした場合は最終的にフレームワークは動かない可能性があるのでお勧めしません。
必要なパッケージをインストール
[c]
# yum -y install gcc
# yum -y install readline-devel
# yum -y install openssl-devel
[/c]
Rubyのインストールには上記3つのパッケージが必要になりますので、事前にインストールしておいてください。
rbenvを使ってインストール
Rubyのインストールは過去ソースからコンパイルしてインストールしたことがありますが、現在はバージョンアップなどがあるときにrbenvというのを使うとバージョンアップなども簡単にできるためここからインストールしたほうがいいみたいです。そのため今回はこのrbenvというのを使います。
gitが入っていなければインストール
gitを使うため、入っていなければインストールしてください。CentOS7ならデフォルトで入っているかも知れません
[c]
# yum -y install git
[/c]
rbenv をインストール&設定します
まずはインストールします。
[c]
# git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
[/c]
次に環境設定をします。
[c]
# PATH に追加
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
# .bash_profile に追加
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
# 上記設定の再読み込み
$ exec $SHELL -l
[/c]
rbenvのバージョンの確認
[c]
# rbenv --version
# rbenv 1.0.0-19-g29b4da7
[/c]
ruby-buildをインストール
[c]
# git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
[/c]
rubyの最新版を確認
[c]
# rbenv install --list
Available versions:
1.8.6-p383
1.8.6-p420
1.8.7-p249
1.8.7-p302
1.8.7-p334
1.8.7-p352
1.8.7-p357
1.8.7-p358
1.8.7-p370
1.8.7-p371
1.8.7-p374
1.8.7-p375
1.9.1-p378
1.9.1-p430
・
・
・
[/c]
と結構色々なバージョンが続きます。Webサイトで確認したところ現在の安定版は2.3.0みたいですが初めてインストールするので参考サイトと同じバージョンを入れます
Rubyのインストール
[c]
# rbenv install -v 2.3.0
[/c]
こんな感じでインストールが始まり終わります。
環境確認
まずは再読込をします。
[c]
# rbenv rehash
[/c]
インストールされているバージョンを確認します
[c]
# rbenv versions
2.3.0
[/c]
バージョン変更
先ほどインストールした2.3.0にします。
[c]
rbenv global 2.3.0
[/c]
確認します
[c]
# ruby -v
ruby 2.3.0p0 (2015-12-25 revision 53290) [x86_64-linux]
[/c]
これで完了です
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