LinuxでOCI-CLIを使ってみる

OracleCloudを使ってみようと思い、色々設定をしたのですがエラーになったりしました。そこでCLI環境があると便利なのでCLI環境を用意してみたいと思います

サポート環境

オラクルのCLI環境については

  • Oracle Autonomous Linux 7.9
  • Oracle Linux 7.8
  • Oracle Linux 7.9
  • Oracle Linux 8
  • Oracle Linux 9
  • Ubuntu 20.0.4
  • Windowsデスクトップ10 & 11
  • Windows Server (2012/2016/2019)
  • Windows Server 2022

がサポートされています。OracleLinuxに関しては標準でCLI環境があります。便利です。基本的にPython3.9以降なら動く環境です。

サポートされていないOSは?

サポートされていない環境では自身でインストーラーを利用してインストールすることになります。
必要なツールは

  • gcc
  • zlib-devel
  • python3-devel
  • OpenSSL 1.1.1の最新バージョン

となります。

今回の環境

OracleLinuxは持っていないので、今回の環境は以下のようになります

仮想マシン環境

  • OS:AlmaLnux/8
  • Python:3.9
  • gcc
  • zlib-devel
  • python3-devel
  • OpenSSL 1.1.1の最新バージョン

となります。Pythonの環境はmoduleからのインストールでもBuildree-環境構築スクリプトからスクリプト使って貰ってもよいです。

CentOS8等の場合はhttps://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/API/SDKDocs/climanualinst.htm#Manual_Installationステップ1: Pythonのインストールを参考にするとPythonのインストールが可能となります。

AlmaLinuxでもこっちでもいいかもしれないと思いました。

python3-develのインストール

Pythonのインストールはできてもpyenvではpython3-develのインストールはできないのでコマンドでします

[vagrant@vbox ~]$ sudo dnf install -y python39-devel

OpenSSLバージョン確認

[vagrant@vbox ~]$ rpm -q openssl
openssl-1.1.1k-14.el8_6.x86_64

問題なさそうです。

仮想環境のインストール

Pythonのインストールの後はコマンドのを実行して行うみたいです。

[vagrant@vbox ~]$ python -m venv oracle-cli

アクティブ化

[vagrant@vbox ~]$ source oracle-cli/bin/activate
(oracle-cli) [vagrant@vbox ~]$

アクティブ化をしたら手前に (oracle-cli) とつきました。いいのかな?

コマンドライン・インタフェースのインストール

githubを利用してzipファイルを解凍してインストールする方法もありますが、pipでインストールできるのでpipでインストールします

pip install oci-cli

バージョン確認

バージョン確認をしてみます

(oracle-cli) [vagrant@vbox ~]$ oci --version
3.53.0

問題さなそうです

備考

  • 今回はここまでとなります。次は実際にCLIでアクセスできるか試してみたいと思います。
  • 仮想環境をインストールしないでpip install oci-cliをすると、ログインユーザーで実行できます

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