拡張子htmlとhtmの違い

WEBサイトを閲覧していると、例えばPHPで作られたページなら『.php』とでます。画像なら『.jpgや.gifや.png』となります。htmlの場合は基本的には『.html』ですが中には『.htm』というのがあります。HTMLだけ拡張子がlがついて4文字とlのない3文字とあります。なぜふたつもあるのでしょう。

htmは時代の名残

結論からいうと、実は『htm』という拡張子は過去の名残になります。現在のオーサリングソフトやテキストエディタでは基本的には自動保存すると必ず『.html』になります。そのため『htm』というのはほとんどみかけませんが、古いサイトなどにはまだあります。

制約があった時代

Windows3.1や、MS-DOS時代は『ファイル名8文字+拡張子3文字』という珍しいファイル管理をしておりました。そのため、HTMLファイルは『.htm』を使っていたのです。当時はこの制約で使われていた拡張子になります。現在のOSは拡張子が3文字以上でもちゃんと認識できるので『html』が一般的に使われています。

写真画像のjpegも当時の制約から『.jpg』と3文字の拡張子になります

ファイル読み込みの優先順位

拡張子が『.html』と『.htm』だった場合、.htaccessなどで設定を変えていなければ、優先順位として『.html』が先に読み込まれます。

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